プロレス観戦記 20091220 仙台女子プロレス

という事で、プロレスラーでもプロレスでもない、プロレスど素人の人間が感想を書かせてもらってるこの観戦記。
今回は仙女Zepp大会です。
久々のZepp。
見所はなんと言っても
　里村VS日向、最初で最後のシングルマッチ！！！
両者ともデビュー当初から嘱望された選手でしたが、所属団体が違うことやタイミング的なものもありシングルで対戦した事は今まで無かった。
その二人の対戦が実現しかけた時、前哨戦で里村が日向の膝蹴りで眼窩底骨折し流れた。
その後も日向の膝の手術や里村の欠場で流れ続けた試合がついに実現。
椎間板ヘルニアから本日復帰する里村、今年の12月27日に引退する日向。
一体どんな試合を見せてくれるのだろうか。

さて、そんな感じで会場。
入場後、早速お楽しみ袋を購入（クリスマスが近いということで、福袋的なものが売られてました）。
この袋を買った人から抽選で5名にセミのタイトルマッチの勝者との記念撮影、1名に仙女の2008年版のジャージ（選手のサイン入り）をプレゼントということで。
まぁ、いつも通り当たらないんだけどね、こういうのは。
俺がこういうの当たる時はきっと世界が終わる時だと思う（笑）
ついでにJWPが売店を出してたので来年のカレンダーを購入。
JWPは米山、Leon、倉垣、春山が売店にいた…何故？
で、席に着く。
ステージ側2列目。
正直、最悪でした。
前に人がいるし、リングを見ると目の前に赤コーナーがあるから全然リング見えないし。
とりあえず、Zepp北側2，3列目は劣悪なので絶対にやめておけ。
10，11はまだ大丈夫だと思われるけど、1，2，3，18，19，20はマジで駄目だ。

そんなこんなでオープニング。
2階席は若干空席が目立つものの、1階席はかなりの勢いで埋まってた。
その時、1階東側のステージ付近に須山さんの姿が！？
須山さん、見に来たんですねぇ。
って、里村と日向のシングルマッチだもん、そりゃ見にくるわなぁ。
で、いつのも通り人生社長挨拶。
一通り里村と日向の対戦の経緯やら悲恋の欠場やらを語り、選手入場。
カードどおりの入場で、最後に入場した里村が挨拶。

ちなみに、アイスリボンの牧場みのりは欠場で、変わりに星ハム子が出場。
みのりちゃんの欠場は残念だが、ハム子はちょっと見てみたかった選手なので俺的には問題なし。
ハム子は北海道に旦那、子供をのこしてアイスリボンに入団してたと思う。
そういう変り種の選手ってちょっと気になるじゃないですか。



1.星ハム子（アイスリボン） VS 石野由加莉
ハム子は普段からそうなのでしょうか、マントをまとって入場。
対する石野はいつも通り大声を出して入場。
んで、試合なんですが、
　正直、俺の席が悪すぎて試合の7割はちゃんと見えなかった…
いや、ホント、全く見えないのよ。
前の席の人の頭の隙間から覗き込もうにもそこには赤コーナーがあったりして、ホント、何も見えん。
ただ、ガンガンぶつかり合ってる姿やらは見えなくても伝わったり。
見えた部分だけで言うと、ハム子がブロックバスター出したりして石野があわやって場面があったりしたものの、石野がスワンダイブ式のミサイルキック（これもちゃんと見えなかったのでもしかするとミサイルキックじゃないかも）等を出す。
最後はいつものお約束エアプレーン・スピンからのブロックバスターで勝利。
石野の勝利後、リングアナは『石野が仙台でのシングル初勝利』と発表し、会場が沸く。
そして社長がリングに上がり仙台初勝利のご褒美（という訳ではないと思う）として『石野の新リングネーム募集』を発表。
仙女のホームページで受け付けるんだそうで、新リングネームは石野の出身地である『大阪にちなんだキーワード入り』という条件で募集すると。
来年の1月31日のZepp大会で発表とのこと。
俺も考えて送ろうっと。
で、その新リングネーム決定記念として、関西出身の大物レスラーと1月31日に対戦させるそうです。
もうね、会場中『ダイナマイト関西！？』ってみんな言ってましたよ（笑）
ちょっとひねってGAMIってのも面白いと思うのは俺だけか？





2.エスイ（エスオベーション） VS DASH・チサコ
エスイの入場テーマが以前聞いたものと違ってた。
で、どんどん曲が進んでいってふと思う、
　エスイの入場テーマ、エスイが歌ってねぇか！？（笑）
あの歌詞やら歌声やらは凄くエスイが歌ってるっぽくて、思わず笑ってしまう。
対するチサコが入場…って
　チサコ、新コスチュームで登場！！
なんかメタル系っぽいT-シャツに腕はジェフ・ハーディーっぽい物が。
ジェフ・ハーディーが好きなのは知ってたが、ここまでやるとは…
さて、そんな感じで試合だが、エスイのパワーはやっぱり驚異的。
体格も全然違うし、チサコは試合の7割は劣勢だったが、チサコは気の強さがよくわかるエルボーやドロップキック、丸め込みで応戦。
そんな中、チサコはここ最近全然出してなかったウラカン・ラナを放つもエスイが堪えてそのまま逆エビ。
大きい相手だけにウラカンが決まると見栄えがいいから、ちょっと残念。
んで、試合の後半、チサコはこの間まで使ってたスタナー（RKOっぽい）を使わずにツイスト・オブ・フェイトを使う。
※ツイスト・オブ・フェイトはジェフ＆マットのハーディーズが使う変形ダイアモンド・カッター
そこまでジェフを意識しなくてもいいだろうと（笑）
で、その甲斐あって最終的にエスイを腕ひしぎで破り、チサコの勝利。






休憩
休憩前にお楽しみ袋の抽選会。
リングアナと欠場中の幸子が進行。
ちなみにプレゼント用の2008年度のジャージは幸子が実際に着用してた。
それを見てリングアナが『使用済みです』と発言。
で、抽選会なのですが、当然のように俺は当選せず。
いやぁ、一番違いだったんですけどねぇ（笑）
あ、ちなみにここで1月31日の参戦選手の一部が発表されました。
で、
　風香とダイナマイト関西の参戦が発表！
…やっぱり関西さんかよと（笑）
カード次第だけど風香の参戦、ちょっと楽しみ。



3.JWPジュニア＆POPダブルタイトルマッチ
　王者 大畠美咲(エスオベーション) VS 挑戦者 水波綾
まず、水波が入場って、
　水波も新コスチュームで入場！！
以前のウルトラマンと言われていたコスチュームと形事態は変わりませんが、柄が変わった感じ。
なんといいますか、女子プロレスラー的にこういうコスチューム、あるあるって感じ。
何気に髪の毛も変な感じに染めちゃってるし。
そして、王者大畠が入場するとすぐに突っかかる水波。
試合に先立ちタイトルマッチ宣言を行うメインスポンサー、タイヤハウスBEST社長山内氏。
そんな状況でも今にも襲い掛からんばかりの勢いの水波。
で、試合なのですが、これまた殆ど見えない。
とりあえず、印象的だったのはニュートラルコーナーで倒されて顔面攻撃された水波が『もっと蹴ってこいや！！』と自らの顔を張って大畠につき出したこと。
そういうことをいう選手、俺はダイナマイト関西ぐらいしか思い出せない。
で、大畠も水波も自分の得意技を使って結構ぶつかってましたが、なんか盛り上がりにかけるというか、手が合わない感じが。
最後はダイビング・ギロチン・ドロップで水波が戴冠。
試合後、握手を求める水波の手を振り払う大畠がちょっと印象的でした。
大畠が下がってから、勝利者賞の授与や記念撮影。
最後はマイクで勝利の報告とこれからの豊富、更にメインで里村が買って仙女の全焼で最終戦を締めると明言し退場。
　
　




4.日向あずみ（JWP） VS 里村明衣子
とうとうやってきましたメインイベント。
これでもうちょっといい席だったらと凄く感じました。
まずは日向あずみの入場。
JWP認定タッグ王座、デイリースポーツ認定女子タッグ王座、インターナショナルリボンタッグ王座のベルトを持って入場。
そして里村入場。
やっぱり何度聞いても新バージョンのテーマはダサいと思う（笑）
日向、里村共に紙テープが大量に舞う。
始まりは里村らしく手四つから。
そこから激しさを増していく戦い（しかし、7割はまともに見えないという残念さ）。
ダブルアーム式のバックブリーカーやロメロスペシャル、通常のバックブリーカーなどで日向は容赦なく里村の腰付近を狙っていく。
対する里村も日向の膝を狙ったローキックや膝十字を決める。
今日の里村はキックを中心に攻めていた。
通常のローキック、座り込んでいる日向の背中へのキック、コーナートップから攻撃を狙う日向に向かってのオーバーヘッドキック、側転しての膝、フライング・ニール・キックなど。
対する日向もスリー・リリース・ジャーマンと思いきや最後はバックドロップや座り込んでいる里村の後頭部への膝蹴り等で対応。
フィニッシュを狙った里村がスコーピオ・ライジングを狙うもすかされる。
日向のみちのくドライバー2が出た瞬間、正直『終わった』と思ったが、何とか2で返す里村。
最後は里村の変形のスリーパーで日向が落ちたのか、TKOで決着。
試合後、なかなか起きない日向に会場はちょっと不安になるも、どうにか立ち上がる。
そしてリング中央で里村と抱き合う。
何を語り合ったのでしょうか、結構長い抱擁でした。
そして退場する日向に大きな拍手が。
　
　




日向が下がった後、マイクを持った里村が衝撃の発言。
　デスバレーができない身体になったと告白！？
今はデスバレーができないという事らしいが、正直解らん。
とりあえず、今後はデスバレーを使わないスタイルを確立していくことになるとか。
ショックと言えばショックだが、里村が選んだ道なのでファンとしては応援していくしかない。
そして、日向を再びリングに呼び込み、里村、仙女のメンバー、会場の観客からと花束贈呈。
大きな拍手が送られる。

興行後、次回大会のチケットを買うと里村から年賀状が届くと言うことなのでとりあえず買う（笑）
そしてJWP売店では日向あずみがサイン会。
遅れて里村も登場し、里村もサイン会。
もちろん、両者からサイン貰いましたが何か？




さて、今回の総括ですが、
　欠場者二人、里村が以前と同じように動けないという厳しい状況ですが、よく頑張りました
って感じですかね、仙女としては。
石野の仙台での初勝利、水波の戴冠、今年の最終興行で仙女が全勝でしたし。
ただ、
　俺が見てた席が最悪過ぎて試合の7割が見えてなかったのが残念でしょうがない…
ホント、全然見えないから会場が盛り上がっても何やってるかさっぱりってのが多かった。
また、今日撮影した写真、ほぼ全部使い物になりませんでした。
写真に写りこむ全席の人の頭と帽子、赤コーナー。
とりあえず、アンケートにステージ席の2，3列目は非常に見難いので何とかしてって書いた。
あ、それと、日向あずみと里村の最初で最後のシングルマッチの場所にいられてよかった。
（里村がどんな技で勝ったか正直見えなかった状況だから観戦者とはいえない感じなのでこんな表現になってます）
しっかし、日向の腹筋は凄いなぁ。
引退寸前の選手とは思えないよね、ホント。
太ってる選手が多い日本の女子プロレスラーはもっと日向の腹筋を見習いなさいと。
と、それはさて置き仙女は日向を良い感じに送り出せたんじゃないでしょうか（試合の勝敗云々抜きで、ね）。
あ、そういえば、去年の最終戦はデビル雅美引退記念の興行でしたね。
今年は日向の引退記念って訳じゃないですが、それに近い感じの最後になりました。
まさか、来年の年末もまた誰かの引退記念的なことになるのか？（笑）

とりあえず、一人でプロレス見に行くとツーショット写真が撮影できないのがキツイ…。