プロレス観戦記 20100131 仙台女子プロレス

という事で、プロレスラーでもプロレスでもない、プロレスど素人の人間が感想を書かせてもらってるこの観戦記。
今回は仙女です。
見所はなんと言っても
　石野の新リングネーム発表と水波の初防衛戦
でしょう。
大阪にちなんだ新リングネームを募集していた石野、一体どういったリングネームになるのやら。
更にその記念としてダイナマイト関西を相手に試合、きつそうだなぁ。
水波はNEOの勇気彩を相手に防衛戦。
このほかにも風香の参戦や華名の参戦もあるので楽しみです。

さて、そんな感じで会場。
新春興行は毎年3000円で全席自由ということだからか、凄い勢いで行列が。
開場時間30分前に到着したにもかかわらず、福袋買えなさそうな勢いです。
で、開場してすぐに売店へ行くと、福袋が残ってた。
助かったとばかりに購入。
ちなみに福袋の売り子は悲恋。
幸子は通常の仙女グッズの売り子をやってました。
試合に出られなくても悲恋も幸子も会場にいたのでなんか安心。
んで、とりあえず自分の席＋DIMEの席（今回久々にDIMEといっしょに観戦）を確保。
DIMEがきたところで荷物を頼んで悲恋と幸子のサイン会に。
よくよく考えてみると、里村のよりも悲恋や幸子のサインの入った仙女グッズの方が所有数多いんじゃなかろうか、俺。
んで、いつもの歌の後、オープニング。

オープニングでリングアナの入り江さんが噛む（笑）
それに耐え切れずに人生社長、リング上で笑ってしまって挨拶がなかなかできない状況に。
観客からの『社長、ガンバレ』という応援に答えて、何とか復帰して挨拶。
そして選手入場。
今回は特にヒールという選手もいないからか、出場選手全員が入場。
挨拶はメインを勤める水波。
ちょっと噛んだり、上手く言葉が出てこずに少し空白ができたり、勢いで押し切れない感じがありました。
こういうのに強くなるのもプロレスラーには重要ですから、頑張りましょう。
選手退場時に石野がリングに残る。
ここで新リングネーム発表。
　石野由加莉改め、『花月』
正直、ちょっと微妙。
まぁ、悲恋とかと一緒ですぐなれると思いますが。




1.ダイナマイト関西（OZアカデミー） VS 花月
仙女ではエネミーであっても大声援を受ける関西さん。
今日も大歓声。
対する花月、本日から花月だからか、観客はちょっと応援しにくそう。
まぁ、セコンドの悲恋とかは速攻で馴染んでましたけど。
試合を見てるとちょっと仙女旗揚げ戦のチサコと関西さんの試合を思い出す。
DIMEはあの試合の後の関西さんをラーニングしてるので、ここぞとばかりに関西さんのモノマネ（笑）
と、それはさて置きやっぱり関西さん相手に花月はまだまだ厳しい感じ。
スピアー、ドロップキック（スワンダイブ式含む）などで攻め込むが関西さんはひるまず。
四つんばいになっている関西さんの顔面にドロップキックをガンガン打ち込むが、意に介さない関西さん。
何とか自分の得意技であるバックフリップを出すも、アイアンクローやラリアットで逆に攻め込まれる花月。
最後は観客が騒然となるようなダイビングフットスタンプで決着。
関西さんが手を貸して起こしてやるのかと思いきや、手を貸さずに花月が自分の力で立つのを待つ。
花月が自分の力で立ち上がり、関西さんに握手を求めると関西さんもそれに答える。
引き揚げる関西さんに観客は大声援（関西さんが出るときはいつもこれが決まりになってる）
花月は自分の足でリングは降りたものの、ここで限界と感じたのか水波がおんぶして引き揚げる。
　
　




2.風香（フリー） VS DASH・チサコ
コールはチサコから。
風香の入場は知ってる人は知ってるが、結構時間がかかる（サビの部分でシャドーやって決めるから）
ていうか、花道で右腕を上げてピースって…
シャドーも正直もっとビシッとスピードあることやればいいのにって感じでちょっと不満。
で、試合。
風香はシーザージムで打撃やったりしてたとおもうし、AACCで総合の練習もしてたとおもうので、やっぱり打撃やグラウンドでは風香が優勢。
仙女はレスリングは高校などで教えてもらえたりするけど足関節などは教われないからなぁ。
打撃は…みんな向いてなさそうだしなぁ。
んで、なんだかんだで試合は風香が優勢な形で進む。
チサコは気の強さを見せてガンガン風香の顔を狙ってドロップキックを放つが、風香はひるまず。
チサコのホルモンスプラッシュをカウント2で返した風香、ハイキックやジャーマン等で応戦。
Fクラッシュを狙ったところを丸め込んだチサコだったが、カウント3ならず。
最後は風香の外道クラッチで決着。
　
　




休憩
リング上ではリングアナと社長が。
社長プロデュースのラーメンやオープンの告知。
休憩明けは福袋の抽選会。
当選者は今日出場した選手全員と記念撮影できるとのこと。
もちろん、外れましたが。
また、第2回戦場トーナメント開催の発表と、一部出場選手の発表が行われた。
松本浩代、タムラ様、高橋奈苗、アジャコング。
名前を聞く度に『おお～！』と感嘆の声が会場から。



3.花月＆DASH・チサコ VS 華名（フリー）＆里村明衣子
以前仙女に出た際の華名はヒップアタックが中心の選手だったのだが、今はバチバチスタイルの選手。
それを知らないDIMEは若干違和感を感じていたようだ。
で、ゴング前に青コーナー側がひと悶着。
どうやらチサコの口のピアスが気になる模様のレフェリー。
試合開始まで暫く色々とやっていた。
…これは後で里村に絞られるな、チサコ。
試合で目立ったのはやっぱり華名とチサコの遣り合い。
やっぱりチサコはこういう気性の荒い相手との試合がよく似合う。
華名も元々気性が荒いタイプで、バチバチスタイルになってからはそれが更に増した気が。
張り手やエルボー の応酬があったり、華名が本気で切れたような雰囲気で蹴ってきたり。
チサコはもちろん顔面へのドロップキックで応戦。
ストーンコールド風のスタナーも出せば、ツイスト・オブ・フェイトも出すチサコ。
この二人のぶつかり合いはかなり良かったです。
もちろん、花月も里村も面白かったです。
花月が里村へ腕ひしぎを仕掛けてるのをチサコがフットスタンプでアシスト、里村と華名のダブルのミドルキック等、結構見応えのある攻防。
最後は花月へ華名が回し蹴りを決め、決着。
試合後、里村がチサコと石野のほうに行き、何か話している。
説教だろうか。
　　
　





4.JWPジュニア&POPダブルタイトルマッチ
　勇気彩（NEO） VS 水波綾
正直、盛り上がりに欠ける試合でした。
なんというか、良くも悪くも里村の弟子でしたね、水波は。
相手の技を受けすぎる。
受けるのも重要なんですけど、メインイベントでタイトルマッチだったら負ける訳にはいかないので受け過ぎちゃならんと。
終始勇気ペースの試合で、水波も多少は反撃するものの、流れを持っていく形にはならず。
終盤に出た勇気の雪崩式の神風はあれで決着といわれても全く問題ないぐらいのものでした。
それを返した水波も凄いとは思うが、ある種レフェリーに助けられたと見えなくもないぐらい。
こりゃ初防衛失敗か、と思ってたところでギリギリでカウンターで裏投げを決めた水波、そこからイチジクにつなげてギブアップを奪い逆転勝利。
勝利した水波が勇気に握手を求めるも、勇気は払い除ける。
ほぼ勝利を手中にしてたんだから、そりゃそうだわな。
試合後、自分の不甲斐なさをリングで語る水波は、4月までに現状打破を誓う。
　
　




試合後、新春興行という事で、餅蒔きが行われる。
DIMEととりあえず拾ったり。






さて、今回の総括ですが、
　第2回戦場トーナメント、どうなるか楽しみ！
松本、タムラ様、奈苗、アジャ様の4人の名前しか出てなくても全然興奮しますよ、これは。
とりあえず、悲恋と幸子はどうなるか不明ですが、仙女の他の4選手は出場確定でしょう。
12～16人のトーナメントになると思うのだが、他の出場選手はどうなるのだろうか。
関西、尾崎等のOZは出るのか、さくらえみは出るのか、JWPは出るのか、WAVEは出るのか。
果てさて、どうなることやら。
って、全然今回の総括になってないので、他にも。
とりあえず、
　チサコは口ピアスは気をつけよう。
引っ掛かったらデスマッチよりもエグイ事になるかも知れない訳ですから。
それと、
　新リングネームでも頑張れ、花月。
んでもって、
　現状打破、期待してるぞ水波。
といった感じでしょうか。