平成20年1月3日 今日の日記はプロレス観戦記と化しているが、気にするな

まぁ、そういった訳でございまして、
　マッスルハウス5に俺号泣。
本日、サムライで生中継があったんですよ。
前半のばかばかしさと一転、終盤付近は本当に号泣だったよ。
いくら生放送とはいえ、TVに向かって『726、立て！！！！』って泣いて叫んでたもん、マジで。
いや、ホント、これは色んな意味で凄かった。
賛否両論あるとは思うけど、俺は今回のマッスル、武藤的な表現をするとかなり良質な作品だったと思います。
昼の全日本の後楽園大会生中継も色々な要素があって素晴らしいものでしたけど、マッスルは本当によかった。
ハンカチ無しには見られません、本当に。

という事で、まずは全日本の話。
まぁ、東京愚連隊復活によるカード変更で東京愚連隊の対戦相手が元無我の西村と征矢。
試合をしているところにドラディション（無我ワールドプロレスリングから改名）の竹村が登場。
胸に『西村、お前は男の恥だ』の文字の入ったT-シャツを着た竹村が西村にバケツで水を掛ける暴挙を働く。
そしてレフェリーにも手を上げた愚連隊は反則負けだが、竹村はこれからもドラディションにも継続的に参戦しながら、愚連隊として全日本で西村を狙っていくようだ。
ちょっと興奮。
そして忘れちゃならんのがメインとメイン後。
メインは世界タッグ選手権試合。
昨年の世界最強タッグ優勝チームである武藤＆ドーリングが王者のTARU&小島に挑戦。
結果、ドーリングが頑張ってTARUから勝利。
これだけでも会場は沸くのだが、VMがリング上で乱闘を起こす。
そこに
　諏訪魔がリングに飛び込んできた！！！！
VMを次々と蹴散らし、小島にラストライドを放つ。
そしてTARUと対峙し、TARUの不意打ちを交わして投げっぱなしジャーマン一閃。
正規軍を救った諏訪魔に武藤が手を差し伸べる。
そして、
　諏訪魔と武藤がリング上で握手！！！！！
諏訪魔は諏訪間に戻り、正規軍でこれからやっていくことになりそうだ。
実際、VMで成長したんだけど、タイトルは何一つ取れてないし、ヒールとしてやってくのに限界が来てたのかな、と。
これか諏訪間を中心に正規軍がVM相手にどう戦っていくのか、非常に楽しみです。

そして、マッスルハウス5。
序盤はいつものお笑い系グダグダプロレス。
後半はプロレス学校。
マッスルの常連というかレギュラー化してる東京愚連隊が登場。
しかも竹村付き（笑）
学校内で藤岡メガネが愚連隊に虐められている設定で色々あって、何故かメガネさんがマッスル正規軍を裏切り愚連隊側について訳わからん展開。
そんな中、今回の興行でマッスルを卒業するという選手が3人。
アントーニオ本多、趙雲子龍、三浦726。
アントンと趙雲は色々な団体に出たりしてて、そっちに専念したいとかそういう理由で726はなんとなく、みたいな感じ。
で、『俺が一人で倒したら、卒業はさせもはん』と卒業を阻止すべくマッスル坂井が1対3のハンディキャップマッチに挑み、秒殺で勝利。
再試合で何故か坂井側に鈴木みのる。
みのる相手に果敢に向かっていくアントン＆趙雲。
結果、敗れはしたものの、プロレスラーとしての自分をみのるに見せることに成功。
で、大団円と思ったら、726が試合に出てないことが判明。
726の『プロレスがしたい』発言から、今度は何故か帝王・高山が登場。
高山もみのるも坂井も726を厳しく攻める。
これでもかと攻める。
何故か涙を堪えながら攻撃する坂井。
坂井の攻撃でダウンした726にダウンカウントが。
そこでスローモーションのテーマが流れ、『これでやったら興ざめする…』と思ってみてたら、これはスローモーションじゃなくて726についての解説というか説明だった。
　726、実は11月に最愛の妻と死別していた…
坂井からのメッセージは『お前が今、どんなに悲しいか、何を考えてるかはわからないが、プロレスが凄く面白いからお前もプロレスを本気で頑張れ。立ち上がる力がまだお前に残っていたら、もうちょっとだけプロレスをやろう』といった感じだった。
最初は726の奥さんの死は冗談だと思っていたが、すぐにリング内外のマッスル戦士達の表情から本当のことだとしか思えなかった。
そこから先はもう号泣ですよ、号泣。
号泣しながら『726頑張れ！ 726立て！！』ってTV画面に向かっていってました。
結果、敗れはしたものの、726は頑張ってくれたと思おう。
みのるは高山とリングを去る際、凄く大事なことを言いました。
　『お前には立ち上がる理由があるだろ！？ 立てよ！！ 寝てんなよ！！！』
この言葉にまた号泣。
更に坂井に対して『場所と時間が決まったら連絡くれ。武道館、俺たちスケジュールあけて待ってるから』と粋な発言。
かっこいいなぁ、みのる。
その後の坂井と726のやり取りも涙無しには見られなかった。
『自分達がやれることはプロレスしかないから…』と、プロレスで726を励まそう、という事で今回のマッスルはこういった形にしたと。
726の亡き妻への言葉にまた涙。
　『舞ちゃん、ありがとう。おまえのおかげで頑張ることができたよ。これからも舞が好きだったプロレスやってくから、見ててね。またどこかで会おう』
高山もみのるも坂井の話を聞いてよく出てくれたよな、マジで。
この二人の男気にまた感動。
いや、マジでね、この日記書いててまた涙出てきたよ。
色々ショックなことはあったけど、プロレスを頑張っていこうって気持ちが凄く現れててよかった。
726がこの先、どうプロレスと向き合っていくかはわからないけれど、応援していきたいと思う。