平成21年6月7日 クローバーフィールド、期待が大き過ぎたからかなぁ…

まぁ、そういった訳でございまして、
　『クローバーフィールド』が思った以上にきつい件。
いや、怖いとかそういうんじゃないよ。
あんなにデカイ怪物が暴れた所で映画だってわかってるから怖くは無い。
問題はカメラワーク。
映像的にはハンディカメラで怪物に襲われるマンハッタンを住民が撮影って演出なんですよ。
で、ハンディカメラ持って走ったりとかする訳ですから、当然画面は全面的にぶれてる。
そうなると、
　酔うに決まってんじゃないですか、俺の場合（笑）
本日WOWOWで放送されるということで、放送前にGEARS OF WARでこういう安定しないカメラワークに慣れておいたんだけど、それでも無理。
開始30分で結構厳しいことに。
しかもさ、普段なら電気消して映画館チックに画面に集中するようにするんだけど、今回は映像的にかなりヤバイと見越して電気つけてんのに、この体たらく。
いや、映画的には全然嫌いじゃないんですけどね、コンセプトは。
あくまで、コンセプトは、ね。

さて、そんな感じで本日はチョロッと買い物してきたり。
帰宅後はゲームやったり。
ゲーム後にWOWOWでクローバーフィールドを見る。
いやぁ、気分悪い。
冒頭にも書いたけど、映画の内容が気分が悪い訳じゃなく、カメラアングルに気分が悪くなる。
まぁ、カメラアングルはアレだけど、こういった映画は熱狂的なファンがいそうだよね。
結構衝撃的だよね、自由の女神の首が飛んだりとか、お兄さんが目の前であんな事になったりとか、カメラ取りに戻ってあんなことになったりとか、結局のところみんなアレだったりとか。
まぁ、ドキュメンタリータッチってのを売りしにしてるので救いのあるエンディングでなくてもいいんだけどさ、確かに。
でもね、なんか凄く後味悪いわ。
唐突に終わってエンドロールだから、凄い置き去り感。
ネタバレで言うと、エンディングって事件発生前に主人公と恋人がデートしてるシーンなんだけど、ここで海に何かが落ちるのがカメラに映ってるんだけど、それの説明もなし。
この怪物の大きさも最後まで見てもいまいち分からんし。
戦車を踏み潰すような足を持ってる割には人間一人食うのが丁度良いみたいな口持ってるし。
とりあえず、
　クローバーフィールドは必見映画ではないって事は確かかと。
たぶん一般的に見ても俺から見てもこの映画は必見じゃないと思いますんで。
俺は勧めませんからね。
勧めないけど、どうして見たいから見るという人は酔いどめの薬を飲んだほうがいいかも。
もしくはフリスクとかそういうミント系のタブレットとか口に含みながら。
俺みたいにこういう映像に弱い人は本当にやばいです。